就職・転職活動で重要なことは、自己・企業分析、就活戦略、目に見える実力(実績、学歴、資格)です。
ここでは、目に見える実力として、IT・英語・会計の3分野に分けておすすめの資格を紹介します。
IT編

ITパスポート
ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、ITに関する基礎知識を証明する国家資格です。経済産業省が認定しており、全ての社会人や学生を対象としています。試験はコンピュータを使ったCBT方式で行われ、四肢択一式の問題が100問出題されます。
なぜおすすめなのか
- 基礎知識の習得: ITパスポートは、ITの基礎知識を幅広く学べるため、ITに関する基本的な理解を深めることができます。
- 合格しやすい: 合格率が約50%と比較的高く、初学者でも挑戦しやすい試験です。
- キャリアアップに有利: ITの基礎知識を持っていることは、どの職種でも評価されやすく、就職や転職に有利です。
どのような場面で役立つのか
- ビジネス全般: ITパスポートで学ぶ知識は、現代のビジネスシーンで必須となるスキルです。例えば、プロジェクト管理や情報セキュリティの基本を理解することで、業務効率が向上します。
- キャリアチェンジ: IT業界への転職を考えている場合、基礎知識を証明する手段として役立ちます。
- 自己啓発: ITに関する知識を深めることで、自己啓発やスキルアップにもつながります。
基本情報処理(FE)
基本情報処理技術者試験は、ITエンジニアの基礎知識を問う国家資格です。プログラミング、ネットワーク、データベースなど、ITの基本的な技術を学びます。
なぜおすすめなのか
IT業界への就職やキャリアアップに非常に有利です。基礎的な知識を幅広くカバーしているため、ITエンジニアとしての土台を固めることができます。
どのような場面で役立つのか
システム開発、ネットワーク管理、データベース運用など、IT関連の業務全般で役立ちます。また、他のIT資格(応用情報技術者、ネットワークスペシャリストなど)へのステップアップにもなります。
応用情報処理(AP)
応用情報処理技術者試験は、基本情報処理技術者試験の上位資格で、ITの応用技術やプロジェクトマネジメント、経営戦略などを学びます。
なぜおすすめなのか
高度なIT知識とスキルを証明できるため、キャリアの幅が広がります。特にプロジェクトマネジメントやシステム開発のリーダーを目指す人におすすめです。
どのような場面で役立つのか
システム開発、IT基盤構築、プロジェクト管理など、ITを活用した業務全般で高いパフォーマンスを発揮できます。また、ITコンサルタントや経営戦略の立案など、ビジネスの幅広い分野で役立ちます。
DX推進者 / ブリッジエンジニア ブロンズ・シルバー資格
こちらの資格は、アジアイノベーション大学というカンボジアにある大学の「DX推進ブリッジエンジニア認定講座」という講座を修了することで取得できる資格です。
この講座では、DX推進に必要な「業務知識」「IT技術」「開発知識」を実践を通じて習得することができます。そして、実際の企業課題を解決するプロジェクトで、IT開発の全工程を経験し、社内DXや国際開発プロジェクトを効果的に進めるスキルを学ぶことができます。
なぜおすすめなのか
この講座を受講することで、DX推進に必須な「業務知識」「IT技術」「開発知識」を総合的に習得でき、実務で必要なスキルを身につけられます。また、プロジェクトを通じて実践力を高めるため、即戦力として活躍できるようになります。さらに、英語での講義や資格取得により、国際的なビジネスシーンでも評価されるスキルを証明できます。
どのような場面で役立つのか
この講座で学んだスキルは、社内でのDX推進や業務効率化、企業のデジタル化プロジェクトに貢献できます。また、グローバルな開発プロジェクトでのブリッジエンジニアとして、異なるチーム間の技術的・業務的な橋渡し役を担う際にも役立ちます。
英語

TOEIC
TOEIC(Test of English for International Communication)は、ビジネス英語のコミュニケーション能力を測定する試験です。リスニングとリーディングのスコアが評価されます。
なぜおすすめなのか
TOEICは多くの企業で採用時や昇進時に評価されるため、キャリアアップに非常に有利です。また、英語学習のモチベーションを高めるための指標としても活用できます。
どのような場面で役立つのか
就職・転職活動、昇進、海外赴任など、ビジネスシーンでの英語力を証明する際に役立ちます。また、英語を使った実務能力の向上にもつながります。
TOEFL
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語の4技能(読む、聞く、話す、書く)を測定する試験です。主に海外留学や移住を目指す人が受験します。
なぜおすすめなのか
TOEFLは世界中で認知されているため、特にアメリカやカナダの大学・大学院への留学に有利です。また、4技能をバランスよく評価するため、総合的な英語力を証明できます。
どのような場面で役立つのか
海外留学や移住、国際的な企業への就職など、グローバルな環境での英語力を証明する際に役立ちます。また、大学入試や奨学金の申請にも利用されます。
会計

簿記3級
簿記3級は、企業の経理や会計の基礎知識を学ぶための資格です。主に商業簿記を扱い、日常の取引を記録する方法を学びます。
なぜおすすめなのか
簿記3級は、経済やビジネスの基本を理解するための登竜門的な資格です。初心者でも取り組みやすく、経理や会計の基礎をしっかりと身につけることができます。
どのような場面で役立つのか
企業の経理部門での業務や、自営業での会計処理、確定申告などに役立ちます。また、上位資格(簿記2級、1級、税理士、公認会計士など)へのステップアップにもなります。
簿記2級
簿記2級は、日本商工会議所が主催する日商簿記検定の一つで、商業簿記と工業簿記の知識を問う資格です。商業簿記は企業の取引を記録し、財務諸表を作成するための知識を学びます。一方、工業簿記は製造業における原価計算や製品のコスト管理に関する知識を学びます。
なぜおすすめなのか
簿記2級は、経理や財務の基礎知識を証明する資格として、多くの企業で評価されています。特に以下の理由からおすすめです。
- 就職・転職に有利:経理や財務のポジションだけでなく、営業や管理職など幅広い職種で役立つため、就職・転職活動において強力な武器となります。
- キャリアアップ:既に経理や財務に携わっている人にとっては、知識の深化とキャリアアップに繋がります。
- 実務に直結:日々の経理業務や財務分析に直結する知識を身につけることができ、即戦力として評価されます。
どのような場面で役立つのか
- 企業の経理・財務部門:日々の取引記録や財務諸表の作成、資金繰りの管理など、経理業務全般に役立ちます。
- 会計事務所・税理士事務所:クライアントの経理業務代行や税務申告業務において、簿記の知識が求められます。
- 営業職:顧客に対して財務的なアドバイスを行う際に、簿記の知識が役立ちます。
- 製造業:工業簿記の知識を活かして、製品の原価計算やコスト管理を行うことができます。
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